市販薬が効果抜群になる!?

「スイッチOTC」と言う言葉がニュースで流れて
います。東京ガスのCMでもETCの普及活動でもなく
医薬品の事です。

医者に処方してもらう医療用医薬品に使われる成分を
一般の薬局・薬店で買える大衆薬(OTC)に転用し
たものです。承認には医療用薬品並みの臨床データが
必要で、開発コストがかかっていたものを平成18年
薬事法改正で普及促進体制が強化されました。改正
法では、大衆薬である「一般用医薬品」をリスクの程
度に応じて3つに分類。スイッチOTCはリスクが最
も高い医薬品に分類し薬剤師による販売時の説明を義
務づけ、消費者が安心・納得して購入できるようにし
たものだそうです。

厚労省が普及を積極的に後押しする背景には、国の支出
を伴う医療用医薬品を抑制する目的がります。

確かに、風邪も市販の薬を飲むより病院に行くほうが
薬も安いし効き目もありますよね。でも国からは自分が
支払った倍以上のお金が支出されている事を認識しなく
てはいけません。

大衆薬の効き目が上がれば、毎日のように病院の待合室
をサロン化している方々の姿も減るのでしょうか・・・。