世界の中の日本。

日本「世界に良い影響」、独と並びトップ

 読売新聞社が英BBC放送と実施した共同世論調査
よると、日本は世界に良い影響を与えていると思う人は
56%で、悪い影響を与えているとの答えは21%だった。

「良い影響」はドイツと並んで最も高く、「悪い影響」は
ドイツの18%に次いで低い数値となり、総合的に高く評
価された。

調査は昨年10月から今年1月にかけて34か国で行い、
政治、経済、安全保障分野で世界に影響を及ぼす14か国
・国際機関についての評価を聞いた。

「良い影響」は、ドイツ、日本に欧州連合(EU)の52%、
仏英の各50%が続いた。「悪い影響」はイランの54%が
最高で、イスラエル52%、パキスタン50%も5割台とな
った。

北朝鮮に対しては「良い影響」の23%に対し、「悪い影響」
は44%に上った。米国は「良い影響」が35%にとどまり、
「悪い影響」の47%が上回った。

日本に対する各国の評価を見ると、「良い影響」が最も高か
ったのはケニアの78%。「悪い影響」は中国55%、韓国
52%が目立った。
《4月2日配信 読売新聞》


国際社会の中で、日本は良い影響を与えていると答える人が
多いのは光栄な事です。
しかし、国内では国会が機能せず混乱を招いています。
あまりに平和でお金の心配のない時代が長すぎて、政治家は
危機感を感じなくなってしまったようです。
4月になってガソリンの値段が下がった事で、食料品の値上
げは影が薄いようですがしっかり値上がりしています。
高齢者の医療制度も変わり負担増が確定されてしまいました。
これから景気の悪くなる要素は多くても、良くなる気配は
皆無なのが現状です。
今、政治家は党派を超えて国民の為に議論しなくてはいけな
い時ではないのでしょうか。今のままでは、自分の党派が過
半数を取り、権力を握った時には日本の経済が地に落ちてし
まっていた…なんて事になりかねません。

何年か後、この調査を行った時に「世界に良い影響を与える国」
の中に日本は再び入れるのでしょうか。