参議院選挙がおわりました。

参議院選挙が終わりました。
1日おいて、メディアも落ち着いてくる頃ですが、
TVや新聞は「首相退陣論」で忙しいようです。

最終投票率(選挙区)が58.64%となり、
2004年の前回投票率(56.57%)を
2.07ポイント上回りはしましたが10人中4人が
国政に参加出来る大切な機会を逃しているのは
とても残念な事ですね。

日本人は、意思表示が出来ない民族なのか
それとも今に満足していて、「自分ひとりが投票しても
何も変わらない」と自分に言い訳をして投票に行かないのか・・・。

さて、結果は「自民党の歴史的大敗」になりましたが
各メディアとも「民主党の歴史的勝利!」と銘打たない
所に今回の選挙結果に対する国民の意思が隠れているような
気がします。海外のメディアでも色々な反応があるようで、
その中の一つに「中産階級のリベンジだ!」と言う見出しが
ありましたが、妙に共感してしまいます。
今の日本は100人に1人は一億円以上の金融資産を
持っていると言われる反面、貯蓄がゼロ世帯は20%を超え、
200万以下の世帯は20%近くに増えているとも聞きます。

以前のBoooなびブログでも書きましたが、政治家には必要な
資質があります。

 ○未来を構想しながら、現実を変革していこうとする情熱。
 ○現状をいまそこにあるままに、しかも一定の距離感覚を
  もって理解できる洞察力。
 ○政治がときには暴力を手段として選ばざるを得ないことを
  踏まえた結果責任への自覚 。

この選挙で選ばれた方がこんな資質のある、ちゃんとした政治家か
どうかこれから見極めなくてはいけませんね。