柏崎刈羽原発。

来週には梅雨明けか?との予報が出ていますが
関東では、雨の少ない梅雨だったような気が
します。
異常気象のせいか、大型台風や地震など
自然の猛威をひしひしと感じてしまいます。
梅雨が明けても、大きな台風が又続けて来るのでしょうか!?

地震といえば、東京電力柏崎刈羽原発の安全対策問題が
各新聞に取り上げられています。

新潟県中越沖地震マグニチュード(M)6・8=を
起こした断層が、東京電力柏崎刈羽原発の直下に
かかっている可能性が高いことが、気象庁などによる
余震分布の解析結果で分かった。
これを受けて東京電力は独自に海上から調査すると
明らかにした。
気象庁によると、震源柏崎刈羽原発の北約9キロ、
深さは約17キロに位置している。
震源断層は日本海側から南東の陸側に向かって延びている
と推定され、断層の長さは震源から南西に長さ20〜
30キロで、同庁管理課の上垣内修地震情報企画官は
断層面は少なくとも海岸線付近までは及んでいるだろう。
原発直下まで達している可能性は否定できない」としている。
東京電力広報部は18日、「活断層柏崎刈羽原発
直下にあることを認識した」と話した。活断層の上に立地
しないことは、原発建設時の最優先事項とされ、
東京電力はホームページの地震対策の項目で、原発の立地に
ついて「活断層の上には建てていません」としている。
東京電力は今回の断層について「地表面で大きなずれが生じる
ものではない」とし、活断層上の立地ではないとの解釈を
示した。〔産経新聞7月19日掲載抜粋〕

とあります。

この東京電力の一連の姿勢をどう思いますか?

何処に断層があるかではなく何処にあっても
安全なように作るのが最優先なのではないでしょうか?
放射能漏れの発表も「間違い」で済まされる事でしょうか。
本当に「間違った」の?と疑惑をもたれても仕方ない
お粗末さがあります。
原子力発電所を建てる時は「絶対に安全!」と
住民を説得したのではないでしょうか!?

チェルノブイリの事故で汚染された場所では20年以上
経った今もまだ放射能の脅威にさらされ続けています。
事故が起こってからでは遅いのです。
全国の原子力発電所もこの地震を受けて点検・補修を
行う事となるのでしょう。
形ばかりではなく、しっかりとした対処をして欲しいものです!