アデノウイルス。

酷い風邪をひいてしまいました。
咳がすごくて夜寝れないほどでした。
会社にも出社出来ず皆様にご迷惑をかけてしまいました。
そんな訳で暫く、ブログをお休みしてしまいました。申し訳ございませんでした。
私の風邪は「アデノウイルス」が原因の様です。
俗に言う「プール熱」ですが、子供やお年寄りなど抵抗力の無い人に
移り発症するウイルス性の風邪だそうです。
調べてみると
「アデノ」とは扁桃腺やリンパ節を意味する言葉で
アデノウイルスはその名のとおり、扁桃腺やリンパ節の中に潜んで増えます。
熱、鼻水、咳、のどの痛みなどを主な症状とするいわゆる‘カゼ'の原因になります。
時に高熱、悪寒、頭痛、筋肉痛などのインフルエンザ様症状を起こすこともあります。
40種類以上の型があり、特にアデノウイルス7型は重症の肺炎を起こすことで
知られています。5歳以下の乳幼児がかかることが多く、髄膜炎脳炎、心筋炎などを
併発することもあります。
もう一つ、扁桃腺炎を起こすウイルスにかかると扁桃腺に膿がつき、
高熱が3〜7日間続くことが多く、血液検査では白血球が増えて血沈・CRPなどの
炎症反応が強く、細菌感染と区別がつかない場合があります。
また、主としてアデノウイルス3型が起こすものに咽頭結膜熱(プール熱)があります。
高熱が3〜7日持続し、扁桃腺が腫れ、のどの痛みを訴えます。
両目または片目が真っ赤に充血し、目やにが出ます。
夏にプールを介して流行することがあるのでプール熱と呼ばれます。
扁桃腺炎や結膜炎などはその症状が非常に強くて、細菌感染によるものと
見分けがつかないことが度々あります。細菌性のものでは通常、抗生剤が効くのですが、
アデノウイルスによるものであると抗生剤が効かないため、外来で治療していても一向に
熱が下がらないことがよくあります。
幸い多くの場合、時間さえ経てば自然に治るのですが、その間、治療する方もされる方も
不安な気持ちになるものです。
抗生剤が効かない細菌感染なのか、例えば川崎病のような他の病気なのか、
最後まで判断に困るケースがあるためです。
しかし最近、綿棒で拭い取ったのどの浸出液や便を調べることによって、
その場で簡単にこのアデノウイルスの感染を診断することができるように
なりました。しかし残念ながら、やはり診断できてもウイルスそのものに
対する薬はなく、細菌の混合感染を防ぐために抗生剤を使ったり、
熱や脱水症状に対する対症療法しかありません。
私の場合は、ほぼ症状にあてはまりますが、病院では血液検査をしただけで
ウイルス感染の検査はやってもらえませんでした。
病院にもよるのかもしれませんが
もし皆様が酷いお風邪をひかれて病院へ行く場合は
ウイルス感染のことも頭に入れてお医者様に話された方が
良いかも知れませんね。
ウイルスは元気な人には感染しないそうです。
病気になる前に、体をいたわって抵抗力を高める事が一番です!
病気は怖いです。辛いのは自分ですし周りにも迷惑かけてしまいます。
皆様もどうかご自愛下さい!