「寝耳に水」はどう言う意味。

ちょっとしたことわざ〜「寝耳に水」

不意の出来事や知らせに驚き慌てるたとえとして
使われますが、その由来は寝ている時に耳へ水を
注がれるとビックリすることからと思っている方
が多いのではないでしょうか?

実際に寝ているところに水を注がれるようなこと
はあり得ず、想像上の出来事から喩えられたとし
ても不自然すぎる説です。正しくは、寝ている時
に聞こえる水の音のこと。「水」は、洪水などの
濁流音で、「耳」は「耳にする」など、聞こえる
意味で使われる「耳」なのだそう。治水が完全で
なかった頃は、大雨が降ると河川がよく氾濫して
いました。夜中寝ている時の集中豪雨で轟音が聞
こえてきた時の驚きといったら...まさに『寝耳
に水』という訳です。

ちなみに、私も耳に水を注がれるとそりゃ〜びっ
くりするだろう。と思っていた方です。