渋滞学

あっという間に終わってしまったゴールデンウィーク
皆さんはどう過ごされましたか?
どこの高速道路もかなり混んでいたようですが、
渋滞に見舞われてイライラなんて事もあったのでは・・・
そんな「渋滞」についての研究が本になっており、
今話題を呼んでいるらしいです。
東大大学院准教授、西成活裕氏が提唱しているもので
最新の数学と物理学を導入して渋滞を解析しようという学問だ
そうです。
自動車に限らず、人の渋滞を解析することで、建物からの避難
行動の研究が進み、蟻の渋滞を解析することで、そのシステムが
バスの運行システムに似ていることから、ダンゴ運転が
なぜ起こってしまうかを解明する助けにもなっている等、
社会的意義も大きいそうです。
また、渋滞の研究の歴史は案外古く、日本の大名行列の後方の
渋滞をどうするかを述べた文献も残っているそうで、
数学も物理も大の苦手の私ですが、なんだか気になる学問です。
興味のある方は、新潮社・渋滞学(西成活裕著)を
読んでみてはいかがでしょう。
渋滞によるストレスでせっかくのお休みなのに疲れちゃったなあ、
家でボーっとしていて生活のリズムが狂ってしまったなあ、
という方にとって、今週は少しきつい週になりそうですが、
体のリズムを序所に取り戻しながら、ゆっくりと頑張りましょうね。