省みる

2月7日(水)

下記は松下幸之助氏のことばです。

 体験というものは、失敗なり成功なり
何か事があったときだけに得られる、というものでしょうか。
決してそうではないと思います。
平穏無事の一日が終わったとき、自分がきょう一日やったことは
果たして成功だったか失敗だったかを心して考えてみると、
あれはちょっと失敗だったな、もっといい方法があったのではないか、
というようなことが必ずあると思います。
それについて思いをめぐらせば、これはもう立派な体験と言える
のではないでしょうか。
 形の上での体験だけでなく、日々お互いがくりかえしている
目にみえないささいなことも、みずからの体験として刻々に積み重ね
ていく姿勢が大切だと思うのです。

平穏無事の日々に感謝しつつも、常に省みる姿勢を学びました。

すごく今の自分にはぴったりだと思い、取り上げてみました。

出典:松下幸之助「一日一話」より