2006年10月号

思慮分別
【しりょふんべつ】
(意 味:物事の道理をわきまえ、
深く考えて識別し判断を下すこと。また、そういう能力。 )
(解 説:「思慮」は、注意深く思い考えること。
「分別」は、物事の道理をわきまえること。またその判断力。 )
謹啓
朝晩の冷え込みも一段と増して、暖かい布団が恋しくなる
季節ですが、皆様如何お過ごしでしょうか?
平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
福岡県で飲酒運転による死亡事故が発生して以来、
連日のように飲酒運転に関する報道が流れています。
飲酒運転がこんなにも多いことに驚くばかりです。
飲酒運転には「酒酔い運転」と「酒気帯び運転」があります。
「酒酔い運転」はアルコールの濃度とは関係なく、
ろれつが回らないまっすぐ歩けないなど、
アルコール等の影響により正常な運転ができない状態に
あることをさします。
酒気帯び運転」とは呼気中のアルコール濃度が
1リットル当たり0.15ミリグラム以上
(血中アルコール濃度では血液1ミリリットルにつき
0.5ミリグラム以上)検出された場合をさします。
体内に入ったアルコールは血液を通って全身に回り、
最終的には脳に到達、麻酔作用によって脳の神経細胞
麻痺させて「酔った」状態を作り出します。
「酔い」とはアルコールによる「脳のまひ」なのです。
お酒に強いと言われる人は一般的にお酒の代謝が早いという
だけで、アルコールの影響を受けることが少ないという
わけではありません。
お酒に強い、弱いに関係なく、一定濃度のアルコールは、
アクセルを離すまでの反応時間が遅くなるなど、
脳の判断能力に影響を及ぼします。
「自分はお酒に強いから酔わない」という過信は危険なことです。
道路交通法上では、酒酔い運転、
酒気帯び運転を強要したり、
容認した場合も罰せられます。
飲酒運転による死亡ひき逃げ事件で、加害者がお酒を飲んだ
スナックの店長が逮捕されたケースもあります。
「酒を飲んだら運転しない」だけでなく
「酒を飲んだ者には運転させない」
「運転する者には酒を出さない、すすめない」事
が鉄則です。
ちなみに、道路交通法上、酔っ払って自転車に乗っても自動車
と同様に罰せられます。自転車も(軽)車両の一種ですので、
気をつけましょう。
「一杯ぐらいなら大丈夫」といった軽い気持ちが大惨事を
引き起こすことになるかもしれません。
「飲むなら乗るな。乗るなら飲むな。」を肝に銘じたいものです。
   
■保険のお話 自動車保険

近頃、自動車保険について、たびたびいただくお問合せがあり
ますのでご案内させていただきます。
あるお客様から「車を購入したのだが、そのときにディーラー
さんで自動車保険も勧められたんだけど今までの保険はどうすれ
ば良いかな?」とのお問合せをいただきました。
よくよくお話を伺うと解約してお手続きをとのお話。
幸いまだ新しい保険にご加入ではなかったので、車両を入替
えてお客様に損のない様にお手続きできました。
このような場合、途中解約のお手続きですと、お客様に余計に
保険料をお支払いいただく場合もございます。
お車のお買い替え等ご不明な時には保険のプロ、
ビッグトップ株式会社
にご一報下さい。お見積り、ご相談等、何なりとお受け致します。
大切なお客様の為に、お役に立てれば幸いに存じます