良い製品

昨日、長年経理、総務畑で働いていらして
今はその方面の講習の講師をされている方の
お話を聞く機会に恵まれました。
ひとつの事柄が、それに携わる人によって
見方が違ってくる。と言うお話でした。
たとえば、「良い製品」です。
一つの会社で、製作部門の人は「品質の良い物を作る!」と
意気込みます。
その人にとっては「品質の良い製品」=「良い製品」です。
営業部門の人にとっては、いくら品質が良くても
高くて売りづらい製品は「良い商品」とは言いません。
経営者にとっては、品質が良すぎて耐用年数を過ぎても
ずっと使える製品は会社の経営を危うくします。
こんな風に、方向を変えるといろいろな考え方が
あるのだと気づかされました。
一度、相手の立場に立って物事を考えてみる。
そうすると、見えなかったものが見えてくるかも
しれませんね。